FUJIFILM Xマウントのおすすめレンズ ベストな組み合わせを選ぶ

こんにちは、Nocchi(のっち)です。

FUJIFILMのXマウントには本当に多くの素晴らしいレンズが揃っています。最近では昔の珠玉のレンズのリニューアル化も進んでいていい意味でレンズセットに悩む方も多いことかと思います。

今回はどのレンズをチョイスしようか迷っている方に向けてシチュエーション別に僕なりのベストなレンズセットをお見せしていこうと思います。

 

まずはXマウントのレンズを知る

XマウントのレンズタイトルにはF値の後に「R」「LM」「OIS」「WR」「PZ]「APD」と記載があります。

それぞれ以下を指しています。

R : 絞りリング搭載
LM : リニアモーター搭載
OIS : 光学手ブレ補正機能搭載
WR : 防塵・防滴機能搭載
PZ:パワーズーム搭載
APD : アポタイゼーションフィルター搭載

例えばXF16-55mmF2.8 R LM WRというレンズはわざわざレンズの詳細を調べなくても絞りリング、リニアモーター、防塵・防滴機能が搭載されていることがわかります。

この機能を抑えておくだけでレンズ選びがかなりスムーズに進みます。

これからおすすめレンズセットを挙げていきますが、前提情報として知っておくといいかもしれないです。

 

 

 

コンパクト+画質セット(Nocchiセット)

まずは僕自身がよく撮影に行く際によく持っていくセットです。

一日に長時間歩き、テンポよく撮影していきながら、ここぞという時にはしっかりと高画質な写真を撮れるようにセットを組んでいます。

XF18mmF2 R

XF27mmF2.8 R WR

XF56mmF1.2 R WR

基本的にはこの組み合わせが多いです。XF27mmを付けっぱなしにして、瞬間的に撮影をしていきながら必殺技的にXF56mmを使います。XF18mmの登場機会はそんなに多くなく、広角でしか撮れない場合に使う感じです。レンズ自体非常に小さくて軽いためバックに入れておいてもそこまで負担にならないため保険的に入れています。

XF56mmの代わりにXF33mmを使うこともありますが、どちらかを選択するかは撮影場所によって流動的に変えていきます。展望テラスがありそうなエリアや大通り、道が広い場所であればXF56mmを選択をすることが多く、それ以外であれば汎用性を考慮してXF33mmを選択しています。

XF33mmF1.4 R LM WR

これらのレンズについて全てレビュー記事を書いているので気になるレンズが合った場合は以下の記事をご覧ください。

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万能セット

単焦点の方が画質が良いことは理解しているけれど、限られた焦点距離では不安という方もいる方でしょう。その気持ちは当然わかります。

撮りたいと思った瞬間をレンズが原因で撮れなかったら元もこうもないですからね。そんな方に向けてはこんなレンズセットをおすすめします。

XF8-16mmF2.8R LM WR

XF16-55mmF2.8 R LM WR

XF50-140mmMF2.8 R LM OIS WR

別名大三元レッドバッチセットです。超広角8mmから望遠140mmまでをF2.8通しでカバーした、まさに撮れないものはない万能セット

おまけに全てのレンズにリニアモーターによる高速AFと被写体や天候を気にすることなく撮影ができる防滴防塵が備わっているため環境を問わずに撮影することが可能となります。

しかし、どのレンズも高価、特にXF8-16mmF2.8R LM WRは格別に高いため予算的に厳しいという方は代用品として XF10-24mmF4 R OIS WRをチョイスするのでもいいでしょう。

各レビュー記事

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最高画質セット

多少の焦点距離的な制約もいとわず、潤沢な予算があるという方は写りに全振りするという方もいるでしょう。

そんな方におすすめしたのが以下の三本です。

XF23mmF1.4 R LM WR

XF33mmF1.4 R LM WR

XF56mmF1.2 R WR

実はこれらのレンズは3本ともFUJIFILM Xマウントの初期に活躍していたレンズのリニューアル版です。

当時から素晴らしい写りをしており、今でも活躍しているレンズですが、AFが遅かったり、絞り解放時の写りが甘いということもあり設計を一新し生まれ変わりました。

便利なズームレンズには頼らず、単焦点の美しいボケ感、締まった描写を常に追い求める方はこちらのセットをおすすめします。

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コンパクト(旅行)セット

旅行で綺麗な写真を収めたいからカメラを購入したという方も少なくないと思います。

とはいえ、旅行ではカメラ以外にも多くの荷物があるため、少しでも機材の量を減らしつつ軽くしておきたいところです。そこでおすすめしたのが以下のセットです。

個人的には旅行時にガチャガチャとレンズを変えるのはテンポも悪くなり、同行者にも気を使わせてしまうのでレンズは一本、多くても二本にしておきたいところです。

XF27mmF2.8 R WR

XF16-80mmF4 R OIS WR

一眼カメラを旅行に持っていくときにレンズの出っ張りがかさばってしまい、コンパクトに荷造りできないのというのがネックとしてあります。XF27mmF2.8 R WRであれば薄型のパンケーキレンズなのでかさばらずに収めることができます。

しかしこの一本では焦点距離的にかなり制約ができてしまいます。旅行では見ず知らずの土地ということもあり、広角が必要なのか望遠が必要なのか実際に行ってみないとわからないということがほとんどです。そこでXF16-80mmF4 R OIS WRをバッグに入れておくといいでしょう。

F4通しでボケ量や明るさという部分では弱いですが、16mmから80mmまでをカバーできる焦点距離の幅、強力な手振れ補正と防滴防塵も備わっているため慣れない環境でも万能に使えるレンズなので一本持っておくと安心でしょう。

 

 

低予算セット

予算がそこそこあればレンズ選択の自由度は高いのですが、みんながみんなそういうわけにはいきません。

なにしろレンズは一本一本高いものばかり。機材は少しでも安く済ませつつ多くの写真を撮っていきたいという方もいることだと思います。でもご安心ください。FUJIFILMは安くても質のいいレンズが多くあります。

XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS

XF55-200mmF3.5-4.8 R LM OIS

XF35mmF2 R WR

XF18-55mmF2.8-4 R LM OISは18-55mmのそこそこの焦点距離をカバーしながらF2.8-4の変動制、高速AFと手振れ補正と機能性は十分ながら現在中古では40,000円を下回る価格で手に入れることができます。この一本持っていればある程度の写真はほとんど撮れてしまいますが、望遠域と描写に物足りなさを感じてしまうという方はXF55-200mmF3.5-4.8 R LM OISとXF35mmF2 R WRを候補に入れてみるといいかもしれません。

XF55-200mmF3.5-4.8 R LM OISは中古で50,000円以下、XF35mmF2 R WRは36,000円程で手に入れることができます。

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購入前に使ってみたいという方にはレンタルがおすすめ

気になるレンズはあるけどいきなり大金を払って購入するのは気が引けるという方にはカメラレンタルサービスがおすすめです。

その中で特におすすめなのが「GooPass」というサービスです。「GooPass」は一生分の機材を”今”手に入れるをコンセプトに自分の好みに入れ替えて組み合わせられる月額制カメラ機材の入れ替え放題サービスです。

購入のハードルが高いという方は「GooPass」を使って気になるレンズをたくさん使いましょう。

実際にGooPassを利用してみた感想や具体的な使い方については以下の記事に書いているので、参考にしてみてください。
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