2024年に発売される富士フイルムの新製品とは 噂から考える来年の動向

こんにちは、Nocchi(のっち)です。

2023年もあとたったの2か月で終わろうとしています。

今年も様々なカメラやレンズが登場しましたが、富士フイルムはどうだったでしょうか。どんな製品が出たか覚えているでしょうか。ということで今回は今年に出た製品を振り返りながら、来年に登場するかもしれない新製品について考えていきます。

 

 

2023年に登場した富士フイルムのカメラとレンズ

まずは今年2023年内に発売された製品とこれから発売される予定の製品について見ていきます。

X-S20

6月29日にX-S20が発売されました。

「X-S10」の後継機に位置づけられるモデルで小型軽量ボディに大きなグリップを備えるというスタイルを踏襲しつつ、画像処理エンジンの刷新、被写体検出AFの搭載、バッテリー容量の向上、動画撮影機能の進化が実現しました。

X-S20については以下の記事で詳しくレビューしているので気になる方はご覧ください。

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XF8mmF3.5 R WR

X-S20と同時にXF8mmF3.5 R WRも発売されました。

Xシリーズレンズで最広角となる35mm判換算で12mm相当の単焦点レンズで、超広角ながら、サイズも重量も小さく抑えられています。

XF8mmF3.5 R WRについては以下の記事で詳しくレビューしているので気になる方はご覧ください。

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GFX100 II

9月28には1億200万画素の新フラッグシップ機であるGFX100 IIが発売されました。

従来モデルのGFX100、GFX100Sからイメージセンサーを新開発の「GFX 102MP CMOS II HS」に刷新し、画像処理エンジンにはXシリーズ第5世代としてX-H2S、X-H2、X-T5でも採用されている「X-Processor 5」が搭載されました。

GFX100より最大2倍の信号読み出し速度を実現できることもあり、まさにGFXシリーズのフラッグシップ機となりました。

 

 

GF55mmF1.7 R WR

GFX100 IIと同時にGFXシリーズ用の交換レンズGF55mmF1.7 R WRが発売されました。

35mm判換算で44mm相当の標準単焦点レンズで、柔らかく綺麗なボケ感と高い解像性能によりスナップ撮影にもポートレート撮影にも活躍するレンズとされています。

 

 

 

GF30mmF5.6 T/SとGF110mmF5.6 T/S Macro

そしてまだ発売日が確定されてこそいませんが、今年の12月に発売されるのがGFXシリーズでは初となるティルトシフトレンズのGF30mmF5.6 T/SとGF110mmF5.6 T/S Macroです。

GF30mmF5.6 T/Sは35mm判換算で24mm相当の広角レンズとなっており、ティルト調整範囲は±8.5°、シフト調整範囲は±15mmと±90°の範囲でティルトとシフトの移動方向を変えるレボルビング操作と、ティルトとシフトの移動方向を直交から平行まで0°~90°の範囲で設定できるT/Sレボルビング操作に対応しています。

 

 

GF110mmF5.6 T/S Macroは35mm判換算で87mm相当の中望遠レンズです。

ティルト調整範囲は±10°、シフト調整範囲は±15mm。GF30mmF5.6 T/Sと同様に、レボルビング操作とT/Sレボルビング操作に対応しています。

 

 

2024年に発売される可能性のある富士フイルムの新製品

2023年内の発売された製品を振り返ったところで、次は来年2024年に発売される可能性のある富士フイルムの新製品について考えていきます。

X100R?

まず最も発売される可能性が高いカメラはX100シリーズの次期モデルとなるX100Rでしょうか。

「Roku(6)」の頭文字と高画素という意味のResolutionの頭文字である「R」を取ってX100Vの後継機として「X100R」が登場するかもしれません。

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高画素機となると、第五世代センサーのX-Trans CMOS 5 HRセンサーを積むことになるのか、画質だけでなくトリミング耐性も強化されると考えると全く別のカメラとなって登場する可能性がありそうです。

 

 

XF18-55mm F2.8-4 R LM OISⅡ型

レンズで登場する可能性が高いのはXF18-55mm F2.8-4 R LM OISの後継機と言われています。

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先にレッドバッチのリニューアルから行われると考えていましたが、まさかのキットレンズでもあるXF18-55mm F2.8-4 R LM OISⅡ型の登場の可能性があります。

個人的には全てのバランスが取れているという意味での神レンズはXF18-55mm F2.8-4 R LM OISと思っているので、もしリニューアルされるのであれば写り、スペック、価格、重量、サイズの絶妙なバランスを崩さないことを期待します。

 

 

X-Pro4、X-E5、X-T40

X-H2S/X-H2、X-T5、X-S20が発売され、順当にいけばX-Pro3の後継機、X-E4の後継機、X-T30の後継機が発売されることでしょう。

2023年中に開発が行われているくらいのメッセージが投下されることを期待していましたが、今のところこれらのカメラに関する情報は一切なし。

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X-E5に関してはXシリーズの中では最後に発売されるのが通例であるため、来年登場する可能性はあまり高くないと考えています。

X-T40もX-Sシリーズが進化を続けていることでエントリーモデルの立場は奪われつつあることを考えると、富士フイルムが優先度を上げて開発するものではないので同じく来年中の登場は低いでしょう。

 

 

GFX50Rの後継機

実は今年にGFX50Rの後継機が登場するのではないかと噂が流れたときがありました。

しかしながら、いつの間にか情報が途絶えてしまい、そのままGFX100 IIが発売されました。そしてこのGFX100 IIの登場によりGFXシステムにコンパクトさを求めるのは急務ではなくなったという関係者の声もあります。

個人的にはGFX50Rがカメラとして非常に好みであるため、GFX50Rの後継機がコンパクトになって進化することがあれば前向きに購入を検討することになりそうです。

 

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