こんにちは、Nocchi(のっち)です。
いまだに全く安定しないFUJIFILMのカメラ供給問題
X-T5は注文から最速でも半年かかるほど全く手に入らない状況となっていますが、X-E4はそれよりも悲惨なことになっているようです。なんと中古相場が荒れに荒れまくって新品価格を越えてしまっているのだとか。
今回はそんな最近のX-E4事情をチェックしていきます。
X-E4とは
X-E4は2021年2月に発売されたFUJIFILMのカメラです。
レンジファインダースタイルを採用し、EVFを搭載しながらも非常にコンパクトな設計が特徴的なX-Eシリーズの4世代目となるモデルです。
従来モデルから外観デザインが大きく変更され、フロント部分とリアグリップ部分がフラットな仕上げで直線基調のデザインとなりました。ボディが薄くなった分、気軽にカバンに入れて持ち歩きやすくなりました。これまでのXシリーズのカメラで最軽量ともなっており、まさに外に持ち出すためのカメラとなりました。
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X-E4の価格高騰
実はX-E4の価格高騰は今に始まった話ではありません。
1年くらい前にX-E4はFUJIFILMのカメララインナップから姿を消し、新品はもちろん、中古でも価格が高騰して中々手に入らない状況となっていきました。
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そこで今の中古価格を改めてチェックしてみたところ、、驚きの価格となっていました。
まずはみんな大好きAmazonから。2023年10月23日の最安値は「非常に良い」中古商品で158,500円
次にカメラのキタムラ
X-E4は新品はおろか中古すら取り扱っていませんでした。過去に売れた価格をチェックしてみるとこちらも安くて158,800円となっています。
最後にマップカメラ
チェックしたときは出品中が一台のみ。こちらの価格は168,800円となっていました。
各社それぞれ同じ中古でもランク付けや状態が異なるため一概に比較はできませんが、最低でも今X-E4を手に入れようとすると、中古でも15万円が必要ということでした。
中古価格が発売当初の新品価格を1.5倍以上超えていた
そこで、僕がX-E4が購入したときのメールやら領収書やら見てみました。
予約注文は2021年2月3日で、手元に届いたのが2021年2月25日でした。そういえば予約開始間際に予約して即購入したのでした。
そのときのX-E4の購入価格がなんと98,010円でした。なんと10万円を切っており、今の中古価格は発売当初の新品価格を1.5倍以上超えていることが判明しました。
購入時はXF27mmF2.8 RR WRも同時に予約注文して合計144,540円でした。なんと新品のカメラとレンズを買ってもお釣りが来るという状態になっているようです。
X-E4が人気の理由
X-E4が人気の理由にはおそらくコンパクトで扱いやすいという理由もありますが、それ以上に比較的安価に手に入れられることができるという要因も大きいように感じます。
発売当初の新品価格はもちろん、中古でしか購入できないとなった今でも15万円でカメラを購入できれば比較的安いうちに入ります。それが今でもX-E4が高騰してもなお売れている理由でしょう。
他にもレンジファインダースタイルを採用し、フルフラットな直線基調のデザインや、まるでLeicaのような見た目と言われるような外観など持っているだけで所有欲が満たされることも理由としてあるでしょう。それにもかかわらずX-T4やX-Pro3などと同等の写りをできるのですから、人気が出るのは当然といえます。
X100VにしろX-E4にしろコンパクトでデザインが良いカメラは軒並み人気を博してしまいますね。やはり何でも欲しいと思ったときが買い時なんですね。
