こんにちは、Nocchi(のっち)です。
2020年4月28日に富士フイルムから発売されたFUJIFILM X-T4を買いました。
以前、サブカメラとしてX-T2を買いたいという記事を書きましたが、何を血迷ったか最新モデルであるX-T4を買ってしまいました。
なぜX-T4を購入したかという理由についてはまた別の記事で書こうと思っていますが、今回はX-T4を使ってみての使用感と撮った写真を交えながらレビューしていきます。
Twitter(@nocchi_24)では何度かつぶやいてきたけど、ここ最近FUJIFILMのカメラが欲しくてたまらない。今はメインカメラをSONY α7Ⅲ、サブカメラをSONY NEX-5Tと両機ともSONYで運用しているが、サブ機で[…]
FUJIFILM X-T4 レビュー
それではFUJIFILM X-T4のレビューをしていきます。
外箱はこんな感じ。
ミニマルでシックでとてもかっこいい。開ける前からドキドキが止まらない。
外観
まずはX-T4のボディからチェック。
正面
パッと見た感想はスタイリッシュでかっこいい。
X-T4本体の大きさは134.6×92.8×63.8mm。重さはバッテリー、メモリーカード込で607g。
APS-Cのミラーレスカメラにしては少し重いかな?と感じるが、ずっしりしていることもないので持っていて心地いい重さ。
軍艦部
軍艦部はダイヤルが3つ。左からISO、シャッタースピード、露出補正。
僕の使っているα7Ⅲでは軍艦部にあるダイヤルはモード切り替え、露出補正しかなく、なおかつ両方とも触ることはない。
軍艦部にISOとシャッタースピードがあることに慣れるのは難しそうではあるが、がちゃがちゃするの楽しそう。。
背面
背面側もかなりスタイリッシュ。
背面にはに十字スティックがついていてかなり操作性も高い。
液晶モニター
液晶モニターはくるっとひっくり返るバリアングル液晶を搭載。
動画のニーズも増えてきたのか、前作のX-T3まではチルト液晶だったがX-T4からは自撮りもできるバリアングル液晶に変更。
僕はいままでチルト液晶しか使ったことがないので、バリアングルに慣れることができるのかが一番気になっているところ。
メモリーカードスロット
メモリーカードはデュアルスロット搭載で、2枚のSDカードに写真や動画を保存することが可能。
1枚目にはRAW、2枚目にはJPGと保存を振り分けることも可能。これは意外と便利。
さらにX-T4はUHS-Ⅱに対応しているので、高速書き込み、高速伝送も可能。
レンズを装着
今回はレンズセットではなく、ボディとレンズを単品で購入した。
一本目のレンズはFUJIFILM 超広角ズームレンズ XF10-24mmF4 R OIS
レンズのレビューは別の記事で書きます。
スペック
価格 | 約21万円 |
サイズ | 134.6×92.8×63.8mm |
重量 | 607g(バッテリー、SDカード込) |
有効画素数 | 約2610万画素 |
センサー | X-Trans CMOS 4 |
エンジン | X-Processor 4 |
シャッタースピード | 1/32000秒~15分 |
連写 | 約30コマ/秒 |
ISO | 160~12800 |
手ブレ補正 | 5軸6.5段 |
液晶モニター | 3インチ 162万ドット |
ファインダー | 0.5型約369万ドット |
撮影枚数 | 500枚 |
実は前モデルであるX-T3と使っているセンサーやエンジンは同じで、X-T4での大きな変更点は手ブレ補正だ
手ブレ補正以外には、チルト液晶かバリアングル液晶かとサイズや重量が少しだけ重くなっていたりするくらいの違いしかない。
僕は夜スナップもよく撮るので、どうしても手ブレ補正が欲しかったのもX-T4を選んだ理由の一つ。
X-T4の作例
さっそくX-T4で少しだけ撮影してきたので何枚か作例を紹介します。
X-T4のよかったところ
それでは、実際にX-T4を使ってみてよかったと感じたことを紹介していきます。
ボディ内手振れ補正が優秀
なんといってもこれ。
人や車の雑踏感あふれる写真を撮るためにシャッタースピードを遅くして撮ったが全然手ブレしない。1/4秒でも全然ブレなかった。
カメラをどこかに固定する必要もないし、ふんばって変な態勢で撮らなくても全然余裕で撮れる。
X-T4の最大の恩恵を受けられている気がする。
シャッター音が静か
実はシャッター音が静か。
今回撮影でも行った東京国際フォーラムは会議室ということもあって結構静かな場所だったりするのだが、そういう静かな場所でパシャパシャとシャッター音を鳴り響かせるのはあまり好きではないので、シャッター音が静かなのは地味に嬉しかったりする。
フィルムシミュレーションが素晴らしすぎる
これはX-T4に限った話ではないが、富士フイルムのカメラにはフィルムシミュレーションという撮影意図に合わせてフィルムを取り替えるように、発色やコントラストを変化させることができる機能が搭載されている。
この二枚ともクラシックネガと呼ばれるフィルムシミュレーションで撮った写真。
一切レタッチはしていない、いわゆる撮って出しの写真になるが、もうレタッチ不要と感じさせてくれる写真を撮ることができる。
X-T4の気になったところ
X-T4を使ってみて、いいところではなくちょっとどうなの?と気になったところもいくつかあったので紹介しておきます。
バッテリーチャージャーが別売り
これは地味に嫌なんですよね。
α7Ⅲも別売りだったが、USBでの充電がトレンドなのか?と感じさせられてしまう。
もう少し値上げしていいからバッテリーチャージャーはつけてくれ。。
バリアングルはどうなの?
基本的に写真しか撮らない僕はやはりバリアングルは使いこなせなかった。
光軸からモニターが外れて、視線のズレが生じてしまう。
X-T3のままチルト液晶にしてほしかったのが本音だが、これは時代に合わせた進化と思って慣れていくしかなさそう。。
α7Ⅲも最新モデルが出たらバリアングルになりそうな気がしてる。
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最後に
ちょっといつもより長くなってしまいましたが、今回はFUJIFILM X-T4のレビューをしてみました。
気になる点もいくつかありますが、富士フイルムならではの色味や雰囲気は言うまでもなく、ボディのデザイン、ファインダーの写り、シャッター音どれをとっても撮影していてめちゃめちゃ楽しい。
スペック面においても本当にいいカメラだと感じました。