こんにちは。Nocchi(のっち)です。
先日FUJIFILMのX-E4というカメラと一緒に同じくFUJIFILMのXF27mmF2.8 R WRというレンズを購入しました。
X-E4は購入後すぐにレビュー記事を書いたのですが、レンズのことをすっかり忘れていました。。
かなり時間が経ってしまいましたが、今回はXF27mmF2.8 R WRについて作例や使用感を交えてレビューをしていこうと思います。
X-E4についての開封記事やレビュー記事は別記事で書いているので、合わせてご覧ください。
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FUJIFILM XF27mmF2.8 R WR レビュー
これが今回購入したXF27mmF2.8 R WR
見た目で分かる通り、このレンズの最大の特徴はコンパクトであること
購入理由としてもコンパクトで持ち運びしやすく、27mm(35mm換算約40mm)という非常に使いやすい画角であるため「いいな」と思った瞬間にシャッターを切れるように導入してみた。
X-E4自体が非常にコンパクトでスナップ撮影に向いていることから、ボディバランスを損なわないレンズを導入しようとすると必然的にこのレンズとなった。
XF27mmF2.8 R WRのスペック
それではXF27mmF2.8 R WRのスペックをチェックしていこう
価格 | 約47,000円 |
焦点距離 | 27mm(35mm換算 40.5mm) |
F値 | F2.8 |
最短焦点距離 | 34cm |
絞り羽根 | 7枚 |
フィルター径 | 39mm |
手振れ補正 | なし |
長さ | 23mm |
重さ | 84g |
単焦点レンズということもあり、ズームをすることはできないが27mm(35mm換算 40.5mm)という焦点距離は人間の視野より若干広いくらいで非常に使いやすい焦点距離。
またレンズの長さが23mm、重さが84gということで今まで大三元のレッドバッチばかり使っていた僕からすれば異次元のサイズ感。
小さめのカメラにつけておくと、もうコンデジやスマホのような感覚で一眼カメラで撮影することが可能となってくるレンズでもある。
XF27mmF2.8 R WRの外観
次にXF27mmF2.8 R WRの外観
一眼カメラのレンズは長さの目立つレンズばかりだが、このレンズはその長さがかなり抑えられているのが特徴的。
側面にはボタンやスイッチなども削ぎ落とされていて、ついているのは上からフォーカスリングと絞りリングのみ。
絞りリングをまわすと「かちかち」と小刻み良い音を鳴らしながら、軽くも重くないちょうどよい力加減で回すことができる。
手に持ってみるとそのサイズ感がわかるだろう。
成人男性の手であれば握り込めるサイズ感で、バックにもかさばらずに入れて持ち運べるようになっている。
FUJIFILM X-E4に装着
そして購入したばかりのX-E4に装着してみた。
このサイズ感ですよ。ほぼほぼコンデジ。
僕は基本的にこのレンズはX-E4に付けっぱにして運用している。このくらいのサイズ感であれば外出ついでにコートのポケットやバックにさっと入れて持ち運ぶことができる。
さらにポケットなどのアクセスしやすい場所に収納できることから、取り出しもスピーディに行えるため一瞬のシャッターチャンスを狙うことができる。
ちなみにXF27mmF2.8 R WRのWRは防滴防塵を表しており、雨でも雪でも心配することなく使えることが可能となっている。これもスナップ機を担ってもらうには欠かせない指標となってくる。
そんなこともあり、これからお見せする作例は雨の日が多くなっている。
FUJIFILM XF27mmF2.8 R WR 作例と使用感
コンパクトと防滴防塵以外にはそんなにいいと思える点はそんなないので、先に作例を見ていただきます。
写真を見ながら気になった点をつらつらと書いていきます。
気になるAFの速度と精度は全く問題なくストレスを感じることがなかった。
僕はXF35mm F1.4という単焦点レンズも使っているのが、あのレンズの不満を感じない人であればまずは問題ないだろう。
速度は35mm F1.4よりも少し速いくらいで、ピントの迷いは使っている限りはあまりなかった。
古いレンズを使っていると影などの黒い部分にはピントが合いにくい現象が起きるが、このレンズはそんなに迷いがなかったように感じる。
百発百中というわけではないが、黒い被写体でも問題なくAFは使えるだろう。
この雨粒の写真はマニュアルフォーカスで撮影したのだが、ピントリングは正直微妙。。
レンズが細いためにピントリングもかなり細い設計となっている。ピントリング自体が軽いこともありピントリングの使い勝手の悪さは正直否めない。
コンパクトだからといって、写りに不安があるかと言ったら全くない。
ズームレンズとは違い、被写体との距離を自分で測る必要があるがそのデメリットもこのサイズ感が解決してくれる。コンパクトで威圧感を与えにくいため通行人や動物であっても近づくことも可能となる。
XF35mm F1.4と比べると線が太いかなぁといった印象。線が細く柔らかい写りが好みだが、これもこれで近代的で進化を続ける東京の都市風景には向いているレンズなのかもしれない。
FUJIFILM XF27mmF2.8 R WRの気になる点
マニュアルフォーカス撮影時に気になる点は作例途中にも書いたが、他にも気になる点があるので記載しておきます。
フィルターとレンズキャップ付けるのか問題
個人的に最も悩ましいポイント
このレンズの最大の魅力は薄さと始めとしたコンパクト設計。それが保護フイルターとレンズキャップを付けると長さが結構増してしまう。
このまま持ち運んでいたのではせっかく極限まで削った長さが台無しでもある。
とはいえ両方とも外して傷つけたくないし、、という葛藤で今でも納得はしていないが、フィルターもキャップも付けたまま運用している状況だ。
なにかいい解決策がないものか、、
ちなみに今使っているのはMARUMI 39mm EXUS レンズ保護フィルター
あまり寄れない
最短焦点距離が34cmということであまり被写体に寄れない。
下図でいうとX-E4の表記にピントがあっているが、これが最大まで寄った時の距離となっている。
僕の撮影スタイル的には街スナップが多いので寄れないことでそんなに困ることはないが、花撮り、ブツ撮り、ポートレート撮影にはあまり向いていないレンズなのかもしれない。
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最後に
ということでようやくXF27mmF2.8 R WRのレビュー記事が書けました。
最近は撮影自体あまり行けていないので、出番が少なくなっているが散歩ついでに持ち歩いては面白い光景を撮っている。
作品撮りではなく、記録用としても持ち歩いておくとかなり心強い。