FUJIFILM X100VとX-E4の違いを比較してどちらを買うか決めた話

こんにちは、Nocchi(のっち)です。

2021年1月27日に富士フイルム新たに発表されたカメラである「FUJIFILM X-E4

発表されるより前のリーク情報の時点から非常に気になっていたカメラであり元々そそられていたカメラであった。

僕は新しくカメラを購入する際に「本当にそのカメラがベストなの?」といった視点で自分の使用用途としてベストなカメラを決めていく。

購入を検討していく中で最終的に自分の中で比較対象となったカメラが「FUJIFILM X100V」というカメラであった。

今回は「FUJIFILM X-E4」と「FUJIFILM X100V」を比較しながらX-E4を買うことに決めた理由について書いて行こうと思います。

 

 

FUJIFILM X-E4が欲しくなった理由

そもそも僕がX-E4を欲しくなった理由について

今僕がメインで使っているカメラは同じくFUJIFILMのX-T4というカメラ。このカメラをメインで使っていくことは今後も変わらないわけで、X-E4はサブ的な役割で購入しようと考えている。

X-T4だとボディサイズが大きく、それに伴い重量バランスがよくなるようレンズも大きくて重いレンズを付けがちになってしまう。

僕の撮影スタイルとしてストリートスナップが一つとしてあるが、カメラとレンズが大きいと威圧感を与えてしまったり、一瞬を切り取る機動性が低くなってしまうという問題がある。

X-T4については以下の記事でレビューをしているので気になる方は参考にしてみてください。

関連記事

こんにちは、Nocchi(のっち)です。2020年4月28日に富士フイルムから発売されたFUJIFILM X-T4を買いました。以前、サブカメラとしてX-T2を買いたいという記事を書きましたが、何を血迷ったか最新モデルであるX-T4[…]

この威圧感を与えてしまうことや機動力が下がってしまう問題を改善するためには、カメラを一回りサイズダウンしていく必要がある。

サイズダウンを図る上で、僕が求める条件としてはメインカメラであるX-T4と同一の写りと色味であること。

ブログやSNSで写真を発信していく上では色味の統一感は出していきたいので、使うカメラによって写りが変わってしまうというのは避けたい。

そこで積んでいるエンジンとセンサーがX-T4と同じであることというのが一つの条件。

この条件をクリアしたのがFUJIFILM X-E4と比較対象でもあるFUJIFILM X100Vであった。

 

FUJIFILM X-E4とX100Vを比較

まず大前提としてX-E4とX100Vの大きな違いとしてレンズを交換できるかできないかという違いがある。

X-E4はレンズ交換をできるミラーレス一眼カメラというジャンル、X100Vはレンズ交換ができないコンパクトデジタルカメラというジャンル。ここもカメラを決めていくうえで大きな違いとなってくる。

それではスペックの違いを比較してみていく。

X100VX-E4
価格約15万円価格約10万円
サイズ(幅)128.0mm×(高さ)74.8mm×(奥行き)53.3mmサイズ(幅)121.3mm×(高さ)72.9mm×(奥行き)32.7mm
重量478g(バッテリー、SDカード込)重量364g(バッテリー、SDカード込)
有効画素数約2610万画素有効画素数約2610万画素
センサーX-Trans CMOS 4センサーX-Trans CMOS 4
エンジンX-Processor 4エンジンX-Processor 4
シャッタースピード1/32000秒~15分シャッタースピード1/32000秒~15分
連写約30コマ/秒連写約30コマ/秒
ISO160~12800ISO160~12800
手ブレ補正なし手ブレ補正なし
液晶モニター3インチ 162万ドット液晶モニター3インチ 162万ドット
ファインダー0.5型約369万ドットファインダー0.39型約236万ドット

大前提の違いにも関係あるのだがX100Vはレンズ一体型ということもあるため価格、奥行き、重量というのは一概に比較はできない。

むしろ幅や高さを見るとX-E4のほうがサイズ感が小さいことがわかる。付けるレンズによってはX100Vよりも安く軽いセットを構築することができる。

価格、サイズ、重量以外の基本的なスペックは大きな違いはない。

 

X100Vのレンズ

大事な比較材料としてレンズがある。

X100Vのレンズは 焦点距離23mmフルサイズ換算で約35mm。F2.0の単焦点レンズ。

35mmという焦点距離は人間の視野より若干広角で撮ることができるため、とりあえず撮っておいて後でトリミングして切り抜くというような運用をすることができる便利な焦点距離だ。

さらにF2.0ということもあり室内や夜などの暗いシチュエーションでも使っていくことができるため非常に頼もしいレンズでもある。

この時点で僕はかなりX100Vに気持ちが傾いていた。レンズを含んだ状態でこんなにコンパクトでX-T4と同様の写りをするのであればX100Vで決まりだ!と思っていた。

 

XF27mmF2.8 R WRの登場

X100Vに気持ちが傾いていた中で、X-E4と同タイミングでXF27mmF2.8 R WRというレンズが発表された。

奥行きは23mmでX-E4に装着すると約55mm。重量はたったの84gでX-Eに装着すると約450g。X100Vの奥行きは53.3mm、重量は478g。

焦点距離27mm、フルサイズ換算40mmとなりX100Vの焦点距離でもある換算35mmとさほど変わらない。F2.8ということでX100VのF2.0よりも若干暗いこともあるが、個人的にはさほど大きな変化はないと感じている。

このレンズが登場したことによりX100Vとのスペックの大きな違いはなくなることとなった。

 

 

違いがないのであればX-E4にしてしまえ

スペック的な違いがないのであればX-E4にしてしまえという結論に至った。

スペック的な違いがないのであれば大前提の違いとなるレンズ交換ができるか、できないかを考えることになる。

メインカメラがX-T4であるということもあり僕はいまXマウントのレンズを5本ほど所持している。この5本のレンズを使うことのできるX-E4のがいいのでは?という単純な結論。

X-E4はサブカメラという役割を担ってもらおうと思っているので、メインカメラになにか問題があったときに代わりにも使っていきたい。その観点でいうとレンズ交換のできるX-E4に軍配が上がる。

基本的にはX-E4にはXF27mmF2.8 R WRを付けっぱなしにしてコートやリュックのポケットに入れておいて、瞬間的に取り出しパシャっと撮る機動性を高めた使い方を想定している。

 
 

購入前に使ってみたいという方にはレンタルがおすすめ

気になるレンズはあるけどいきなり大金を払って購入するのは気が引けるという方にはカメラレンタルサービスがおすすめです。

その中で特におすすめなのが「GooPass」というサービスです。「GooPass」は一生分の機材を”今”手に入れるをコンセプトに自分の好みに入れ替えて組み合わせられる月額制カメラ機材の入れ替え放題サービスです。

購入のハードルが高いという方は「GooPass」を使って気になるレンズをたくさん使いましょう。

実際にGooPassを利用してみた感想や具体的な使い方については以下の記事に書いているので、参考にしてみてください。
関連記事

こんにちは、Nocchi(のっち)です。僕はレンズを購入するにあたり、似たようなレンズがあると、比較してから購入を決意することが多いです。とはいえ、全てのレンズを実際に買って使ってみるのはハードルが高い...そんなときによく使うサー[…]

 

最後に

色々と考えてしまった結果まさかの大前提の違いで決めることになってしまった。

レンズ交換ができないゆえの良さもX100Vにはあるんだろうなという気もしているが、今回はサブカメラの購入ということでサブとしての役割を存分に発揮してもらうためにも今回はX-E4を選択することにした。

X-E4とXF27mmF2.8 R WRを購入次第レビューしていこうと思う。手元に届くのが楽しみだ。

sponsored