早咲きの桜も満開を迎えて、本格的な桜シーズンもぼちぼち始まっていくこの季節。
桜は開花してから2週間ほどで散り始めてしまいます。そんな短い中でも綺麗に桜を撮りたい方へ向けて、撮り方のポイントをご紹介していこうかなと思います。
複雑なことをあれこれ言われても撮影時に整理するのは難しいと思うので、基本的に気にしておいてほしいことを簡単に解説していきます。
桜の写真を綺麗に撮るための5つのポイント
多すぎてもわけわからなくなってしまうので今回は5つだけ解説します。
アップで撮る
まずはシンプルにアップで撮りましょう。
桜の被写体としてのポテンシャルはとても高いので綺麗と思った部分をアップで撮るだけでうまくまとまります。
桜の木がそんなに高くなければ単焦点レンズや標準レンズで、高い場合は望遠レンズでドアップにして切り抜いちゃってください。
桜の花びらを鮮明に撮りたいという方はマクロレンズ等の最短撮影距離が近いレンズを用意してくと桜に寄ることで、花びらをより大きく鮮明に撮ることができます。
単焦点レンズについて以下の記事で解説しているので合わせてご覧ください。
【関連記事】写真上達の鍵になる単焦点レンズとは?特徴と魅力について解説!
背景をぼかす
ただ桜をアップで撮るだけではちょっと面白みのない写真となってしまうので、背景をぼかすということもしてみましょう。
桜自体にピントをあてて背景をぼかすことで、ごちゃごちゃしないでシンプルに仕上がります。シンプルに仕上げても桜のポテンシャルをもってすれば十分綺麗な写真になります。
背景をぼかしいたい場合は単焦点レンズ等のF値が小さいレンズ、もしくは焦点距離の長い望遠レンズ等を使うことでスマートフォンで撮るよりも大きく綺麗なボケ感を得ることができます。
背景のボケについては以下の記事で解説しているので合わせてご覧ください。
【関連記事】【初心者向け】背景をボカした雰囲気のある写真を撮るには
背景にも桜を配置する
桜をアップで撮る場合にも、背景をぼかす場合にも背景に桜の花を置くことで背景に統一感が生まれかわいく仕上がります。
特に桜の花を背景にする場合はできるだけ花が密集している箇所を探して、その手前の花にピントをあわせて撮影することがコツです。
こういった綺麗に撮れそうな部分を探すも技術に繋がってくるので意識して探すようにしましょう。
青空の日に撮る
快晴の日は桜を撮りに行きましょう。青空と桜の組み合わせはどう撮っても綺麗に写ります。
それくらい桜の淡いピンクと青空の組み合わせは合うので、たっぷり青空を入れてあげてください。
ちなみにいくら晴れていても青空に向かって撮ると、綺麗な青色が出ません。太陽を背に撮ること(順光)を心がけましょう!
曇っている場合は、桜をアップで撮ったり背景を桜にしたりして曇り空を入れないように撮るようにしましょう。
空が綺麗な青色にならない場合は後から編集で綺麗に青空にすることもできます。編集の解説は以下の記事を参考にしてください。
【関連記事】Lightroomで空を簡単に青く綺麗に編集する方法について
広角で撮る
広角レンズや広角で撮れるレンズを持っている方は桜の木の下から全体を構図に入れるように撮ってみましょう。
手前に桜の花を配置して広角で撮ることで迫力のある写真を撮ることも可能です。
広角レンズについては以下の記事で解説しているので合わせてご覧ください。
【関連記事】写真がもっと楽しくなる!広角レンズとは?
最後に
今回は桜を綺麗に撮る5つの撮影ポイントを取り上げました。
- アップで撮る
- 背景をぼかす
- 背景に桜の花をおく
- 青空の日に撮る
- 広角で撮る
この5つのポイントを意識して撮影するだけで初心者から卒業に近づけます。カメラの設定をいじって、自分好みの設定を見つけていきましょう!
桜を撮ったあとは写真編集。以下の記事で桜を簡単により綺麗に編集する方法を解説しているので合わせてご覧ください。
【関連記事】誰でも簡単に無料でできる! 桜のレタッチ解説
これからの桜の撮影とても楽しみですね。