雨の日にこそ写真を撮ろう 雨天時の撮影テクニックと注意点を解説

こんにちは、Nocchi(のっち)です。

これから5月,6月と梅雨に入っていくこの季節。せっかくの休日でも外に出るのが億劫になってしまいますよね。

外出るために買ったカメラも雨が降ってしまうとその出番も減ってしまいます。

しかし、、雨の日にこそカメラを持って外に出ていくと意外とおもしろい写真が撮れるものです。むしろ雨の日にしか撮れない写真も多くあり魅力的な写真を撮ることができます。

今回は雨の日に撮れる被写体や僕が撮影時に気をつけていることについて紹介していきます。

 

 

雨の日に撮影する際の撮影準備

雨の日にこそ写真を撮りに行こう!とは言ったものの無防備で行くと身体もカメラも濡れてびちゃびちゃになってしまう。

雨の日にも少しでも快適に撮影するために少しでも準備はしておきたい。

 

カメラとレンズ

おそらく雨の日の撮影において最も気になるのがカメラとレンズ。高価なカメラやレンズを濡らして故障なんてしまったら、、と思うだけでナーバスになってしまう。

しかし、実際は防塵防滴対応のカメラであれば多少の雨は全く問題ない。

防滴防塵性能はカメラメーカーや機種によって性能が異なるため、しっかりと把握した上で撮影に行くようにしていただきたい。

僕が使用しているFUJIFILMのX-T4というカメラは防滴防塵を搭載しており、水滴が飛んできても問題なく動作することが保証されている。

レンズもメーカーやレンズによって防滴防塵性能がことなるため、使用しているレンズの性能を把握しておく必要がある。

ちなみに僕が主に雨の日に使うFUJIFILMのXF16-55mmF2.8 R LM WRというレンズは防滴防塵性能が搭載されている。

 

レインカバー

僕は雨の中でもFUJIFILMの防滴防塵性能を信頼してむき出しにして使っているが、防滴防塵に不安があるという人はカメラのレインカバーを導入してもいいだろう。

レインカバーは水滴はおろか全ての水を遮断してくれるため雨の中でも安心して撮影をすることができる。

レインカバーを長時間着けていると、レインカバーの中は湿度が高くなってしまいカメラやレンズの故障に繋がる可能性もあるため、バックにしまうときはレインカバーを外すなどの注意が必要となる。
 

ジャンパー

カメラは当然だが、そのカメラを扱う撮影者も雨から守らないとストレスも溜まるし、いい写真を撮ろうと思っても撮れないものだ。

身を守るものとして最も大事なのがジャンパー選びである。

防水もしくは耐久撥水加工が搭載されているのはもちろん、ストレッチが効くジャンパーを選んでおくと自在に撮影をすることができるだろう。

僕はColumbia(コロンビア)のジャンパーを使用している。
特に裏地がさらっとしていてべたつきがなく、ストレッチ性のある防水のジャンパーを着て雨の中に飛び込んで撮影をしている。
 

シューズ

ジャンパーに同じくらい身を守る大事なものとしてシューズがある。

歩いているだけで足が濡れてくるとストレスでしかない。靴を変えるだけでこれを防げるのであるからシューズ選びもしっかりとしておきたい。

僕が使っているのはメレルのカメレオン8

しっかりとした防水性や街中で履いていても目立たないデザインであるため、いつどこでも履いていくことができる。

他にもレイングッズを揃えようと思えば揃えられるが、僕は基本的には上記であげたもので撮影をしている。

最低限これだけ揃っていれば雨の中でもストレスなく撮りまわることができる。

 

 

雨の日に撮れる写真とテクニック

次の雨の日にこそ撮れる写真とテクニックについて紹介していく。

 

傘を差す人

 

傘を差す人を撮れるのは雨の日ならでは。

特に赤色や黄色の傘は雨の暗い雰囲気に差し色となり色のバランスがよくなる。歩道橋や交差点から行き交う傘を差す人々と濡れた地面は雨の日にこそ撮れるおもしろい写真だ。

さらに繁華街となると雨に濡れた地面にネオンが反射することで近未来感漂う写真も撮ることができる。

 

雨と玉ボケ

 

屋内の窓ガラスに付着した水滴にピントをあわせることで印象的な写真も撮ることができる。

さらに絞りを開いて撮ることで、外の照明が玉ボケとなり映画のようなおしゃれな写真にもなる。

玉ボケの撮り方については以下で解説しているので合わせてご覧ください。

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水溜まりのリフレクション

 

雨によって作られる水たまりを利用して撮ることでまた一つアイディアが増える。

水たまり映るもう一つの世界を撮るのも雨の日ならではで印象的な写真に仕上げることができる。

リフレクションの撮り方については以下の記事で解説しているので合わせてご覧ください。

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濡れた被写体

 

雨の日は日常ではあまり撮らないものでもエモい被写体に生まれ変わる。

このような無機質な標識でも水たまりにフォーカスすることでストーリー性のある写真を撮ることができる。

そこらへんに生えている葉っぱに付着している水たまりにフォーカスしてもおもしろい。

晴れていると葉っぱを撮ってもあまり面白みのない写真になってしまいがちだが、雨の日に撮ると印象が一気に変わる。

 

 

雨の日の撮影の注意点

最後に雨の日に撮影するにあたり気をつけておいたいポイントについて紹介していく。

レンズフードをつける

 

雨の日はレンズフードをつけることを勧める。

レンズフードはフレアやゴーストを防ぐのに効果的であるが、雨から守るために効果的である。

レンズの隙間から水がレンズ内部に侵入するのを防ぐこともあるが、レンズの前玉に水滴が付着するとその水滴が写真に写り込んでしまう。

そんな写り込みを防止するためにもレンズフードはつけることを勧める。

 

しっかり水を拭き取る

撮影の合間や撮影が終わったらカメラやレンズの水分を拭き取ってあげよう。

カメラもレンズも濡れたままにしておくと故障のにも繋がってしまうので、雨の日はタオルやハンカチを必ず持ち歩いてこまめに拭いてあげると故障のリスクは軽減できる。

 

 

撮った写真を一冊に

写真を画面越しに見ることが当たり前になってしまった今だからこそ、撮った写真を本にまとめて紙で見ましょう。

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実際にしまうまプリントでフォトブックを作ってみたレビューを以下の記事に書いているので、参考にしてみてください。

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最後に

今回は雨の日に撮れる写真やそのテクニックと注意点について解説してみた。

実は雨の日しか撮ることのできない写真は多いため、最近はむしろ雨が降ると喜んで撮影に行くことが多い。

外出が億劫になってしまう雨ですが、ぜひ雨の日にこそ写真を撮りに行ってみましょう。

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