自分の写真について考える#2 僕がFUJIFILMのカメラを買った理由

前回意外と好評だった「自分の写真について考える」シリーズの第2段になります。

前回の第1段はInstagramで繋がっている友人から多くの賛同をもらうことができて、みんな同じ悩みや葛藤を抱えているものなんだな~と僕が勉強になりました。

第1段の記事についてまだ読んでいない方はこちらを読んでから本記事を読むことをおすすめします。

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第2段となる今回は、本ブログでも何回か書いてるのですが、SONYユーザーである僕がFUJIFILMのカメラを買った理由について。

別記事で書く書くといいながら全然書けていなかったので、やっと今回その理由について書いていきます。

この理由を紐解いていくことで、自分の写真についても考えることに繋がっていくので、お付き合いいただければと思います。

 

 

 

FUJIFILMのカメラを買った

遡ること4ヶ月前にこんな記事を書いた。

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Twitter(@nocchi_24)では何度かつぶやいてきたけど、ここ最近FUJIFILMのカメラが欲しくてたまらない。今はメインカメラをSONY α7Ⅲ、サブカメラをSONY NEX-5Tと両機ともSONYで運用しているが、サブ機で[…]

元々サブカメラとしてFUJIFILMのX-T2というカメラを欲しいと思っていた。。が実際に買ったカメラはX-T4というX-T1桁シリーズでは最新のカメラ。

X-T4のレビュー記事はこちら(X-T4について)

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なぜX-T2ではなく、X-T4を買ったかについては追々述べていくとして、僕はFUJIFILM X-T4というミラーレス一眼カメラを購入した。

 

FUJIFILMのカメラを買った理由

まずはFUJIFILMを買った大きな理由としては以下の2点

  • FUJIFILMの独特な色味で撮りたい
  • 撮影の段階で完成図をイメージできる
 

FUJIFILMの独特な色味で撮りたい

写真やカメラについてある程度理解を深めていくと、途中から「FUJIFILMは色がいいよ」という声が聞こえてくるようになる。

各カメラメーカーのカメラには、Canonは人間の肌を綺麗に写せる、Nikonは風景向き、SONYは青が綺麗に撮れる、OLYMPUSは発色が綺麗で鮮やかに撮れる等、それぞれ写りには特徴がある。

そんな中でもFUJIFILMは色がいい。と言われる。

その写りは淡い独特な色で、まるでフィルムカメラで撮ったかのような写り。

僕の初代のカメラは何を隠そうFUJIFILM機。帰るべくして帰ってきた感覚。やっぱりあの色味は忘れることはできない。

 

撮影の段階で完成図をイメージできる

FUJIFILMにはフィルムシミュレーションという撮影意図に合わせてフィルムを取り替えるように、発色やコントラストを変化させることができる機能が搭載されている。

これをかますことで撮影の段階から写真の完成図を目で確認しながら撮影を行えるようになる。つまりはある程度撮って出し(編集不要)で好みの写真に仕上げることができる。

レタッチ前提で写真を撮っていると、「あとで編集でどうにでもなる」と思ってしまう自分がいて手を抜いてしまうことが多々あった。

現実として、「あとで編集でどうにでもなる」が、そんな妥協して撮った写真に愛着は沸かないし、自信もついていかない。

かっこよく言えば、妥協しないためにFUJIFILMを選んだ。

 

 

SONYからFUJIFILMに移行するわけではない

そんなわけでFUJIFILMのカメラを買ったわけだが、SONYのα7Ⅲを手放すことは今のところ考えていない。

これはSONYだからというわけではなく、僕のカメラライフではどうしてもフルサイズセンサーが必要だからだ。

今までもフルサイズだからこそ撮れた写真は数知れず、夜景撮影やイルミネーション時に特にフルサイズの恩恵を受けることができる。

 

FUJIFILMにはフルサイズセンサーを積んだカメラが用意されていない。100%ないのだが、FUJIFILMにフルサイズ機が用意されていたとしたら移行していたかもしれない。

 

FUJIFILM X-T2ではなく、X-T4にした理由

ではなぜ、サブ機としてX-T2ではなく、X-T4という最新モデルにしたのか。

これはFUJIFILM機について調べているとメイン機として十分なポテンシャルがあるとわかったからだ。

FUJIFILMの気になっていたこととして、「APS-C機で大丈夫?」という漠然とした不安があり、メイン機にはなりえないと考えていたが、今思えば、APS-Cでなんら問題はない。僕はフルサイズ病にかかっていただけだった。

フルサイズの魅力的な写りは抜群なまでの安定感もあって、フルサイズ→APS-Cへの移行は物足りないかもなぁと考えていたが、多くの時間をかけて情報をかき集めて、実際にカメラショップに足を運んで実機を触ったり、SNSのFUJIFILMユーザーから感想を頂戴してここの不安は取り除いていった。

情報を精査していくことで、むしろサブ機ではもったいなく、メインとして使えると考え、SONYとFUJIFILMのダブルメインで運用していくのも一つの手だということに気がついた。

FUJIFILMをメインで運用していくのであれば、型落ちモデルではなく最新モデルを使いたい!という理由でX-T4を購入(もちろんスペック的な理由もある)。

 

SONYとFUJIFILMの共存

これから日中の屋外撮影はFUJIFILM、夜やデジタルアートや水族館はSONYという運用にしていく。

正直、2マウントを保有するのは金銭的にも情報を追っていく時間的にも辛い。

だが、FUJIFILMを使ってみてSONYのいいところに改めて気づくこともあるし、その逆もある。メリデメを考慮した時にはまだ許容範囲。

今後のレンズについては、SONYは大三元3本揃えているので、ここから拡張させていくつもりはあまりない。

どちらかというと、FUJIFILMのレンズは比較的安価で神レンズと言われるレンズがまだまだあるので色んなものを使いながらレンズセットを確定させていきたい。

 

最後に

今回は僕がなぜFUJIFILMのカメラを買ったかについてつらつらと書いたみた。

この「自分の写真について考える」シリーズは誰の為にもならないが、自分の頭と気持ち整理に使えるから僕自身は気に入っている。

また書きたい内容があったら次は第3段書きます。

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