自分の写真について考える#1 Instagramの沼

初めてカメラを買ってから7年、撮った写真を公開するようになってからは4年くらい。真面目にお金や時間をかけて写真の勉強をするようになってからは2年くらい。

この真面目にカメラライフを送っていると、自分の写真について考えることや迷うことが出てきた。

今回はいつもの記事とはテイストを変えて、コラム的に自分の写真について徹底的に言語化しながら考えていこうと思う。

誰かの参考には全くならないと思うが、興味ある方だけお付き合いしてくれると嬉しい。

 

自分の写真について考える

写真を撮っていると、カメラやレンズ等の機材への不満や悩み、撮影技術や知識の不足によるいろんな悩みがある。それらとは別に漠然とした「自分の好きな写真ってなんだ」、「撮っていて楽しくない」という気持ちが芽生えたりする。

そんな漠然とした気持ちを「自分の写真について考える」シリーズとして解剖しながら連載していく。なぜ連載なのかという点については、それほど漠然とした悩みが多いからだ。

いつもの撮影スポット紹介や、レビュー記事とは違い誰かに直接タメになるものではないが、この記事を読んで改めて各々が写真への向き合い方を改めて考える機会になれば少しだけ嬉しい。

 

自分の写真はつまらない

そんな「自分の写真について考える」シリーズの第一弾の始まりとしてはいきなりヘビーな内容かもしれないが、自分の写真はつまらない。と感じることが多々あった。

これはネガティブシンキングなわけでも、卑下しているわけでもなく、本音だ。

この「つまらない」には色んな要素があるのだが、言い換えるとすれば「写真に味がない」。例えばこの写真

綺麗な紅葉ということは伝わる。逆に言うと紅葉が綺麗なだけであって、ここにカメラマンの思想や独創性は特に感じられない。

綺麗な写真だが、なにか写真に引き込まれるような魅力や面白みがないと思い始めた。

 

原因はなにか

「自分の写真に味がない」ということについていくつか原因を考えてみた。

ただ撮っているだけ

最も大きな原因はおそらくこれ。

撮っているときは、露出や光の入り方などいろんなことを考えて撮ってはいるのだが、撮ってみるとただの記録写真になってしまっている。

ただ目に写っている光景を撮っているだけであってそこにカメラマン(自分)の独創性や視点が組み込まれていないことが原因の主な理由。

次になぜそうなってしまっているかさらに深堀りしていく。

Instagramという沼

僕は今でこそブログTwitterを運営しいるが、元々はInstagramだけで写真をアウトプットしていた。

これはInstagramというプラットフォームを否定するわけではないが、Instagramの人気の投稿や注目される投稿には絶景や派手めの写真が多い。

Instagramのアカウントを成長させようとなると、おのずとそこを目指していくようになる。

そうなるとどうしても「綺麗な絶景」を撮る機会も増えて、撮影機材もそれに合わせるようになっていく。これがInstagram沼の始まり。

Instagram内で評価を受けるような写真を撮るために自分の写真への価値を落としているとともに、視野が狭まっていくことに気づくことができなくなっていた。

 
 
 
 
 
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この投稿は多くの人に見られ、2500くらいいいねをもらうことができてはいるが、今ではこれはあくまで写真が評価されているわけではなく、この光景が評価されているだけなのでは?と考えるようになった。

それくらいにこの写真には味がない。

レタッチ勝負になっている

「綺麗な絶景」をさらに綺麗に見せるためにレタッチも過激になっていく。

 
 
 
 
 
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今では自分で見るのも恥ずかしいくらいには、この写真はレタッチに頼った幼稚な写真だ。

Instagramで写真を投稿しているカメラマンを否定するわけではないが、現実としてがんがんレタッチしたり、時にはフォトショでファンタジーの世界になったりしている写真が評価を受けていることが多い。

そして、このカルチャーの中で戦っていると自分の視野はかなり狭まってしまう。

「Instagramで人気を得る」のと「写真が上手くなる」は全くの別物で、それに気づくのが遅かった。

味のある写真とは

僕の考えている味のある写真とは、自分らしさを表現している写真であると思う。

だからこそ他の人が撮っても同じ様な写真よりかは、自分の視点で自分のイメージで瞬間を切り取っていくことで写真から面白みやストーリーを感じとれるようになるのではと考え始めた。

そこで自分で撮った味がある写真を何枚かピックアップしてみる。

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな言うほどいい写真ではないが、以前に撮っていたインスタ映えの写真よりは味を感じる。。気がする。

改めて考えるのは、その瞬間のストーリー性や空気感を切り取れているかどうかが写真の味の有無に関わってきそうだ。

 

打破するには

では、写真に味をもたすにはどうしていくのかという点について考えてみた。

FUJIFILMという選択

情けない話で、機材が一つの原因であると考えてしまった。

この話は長くなるので簡潔に説明すると、僕はこれまでSONYのα7Ⅲを主に使って撮影していたのだが、カメラに慣れてくると撮っていてテンションが上がることがなくなってきていた。

そこでFUJIFILMのカメラを導入することした。(このへんのくだりは別記事で書く予定)

FUJIFILMのカメラにはフィルムシミュレーションという撮影意図に合わせてフィルムを取り替えるように、発色やコントラストを変化させることができる機能が搭載されている。

このフィルムシミュレーションにより、味のある写真をファインダーを覗きながら撮ることができる。レタッチ後はどうなんだろう?と余計な心配はせずに純粋にその瞬間と向き合うことができる。

これによりファインダーを覗いてるだけでも楽しくて、シャッターを切る瞬間はかなりテンションがあがるようになった。そして撮って出しでも味わい深い写真になる。

【関連記事】【作例あり】FUJIFILM X-T4を買いました。作例と使用感レビュー

構図

構図と一括にしてしまうと簡単に聞こえてしまうのだが、構図は非常に奥が深い。僕は写真を撮る上で構図は最もカメラマンのセンスが出てくるものだと考えている。

基本構図や主題と副題を意識する以外にも、自分の視点で意識しながら構図を探して写真を作り上げていく必要がある。

ストーリー性

これは構図よりも瞬間を切り取れるかどうか。

僕はカメラマンの中でもあまり粘らない方で、撮りたいものが撮れたらすぐに退散してしまうのだが、先を読み、イメージ通りのものが撮れるまで粘りその瞬間を逃さない忍耐力も必要。

と言っても不自然な作り上げられた演出はあまり好きではないので、自然に切り取れる範囲で写真にストーリー性を組み込ませていきたい。

 

今後のビジョン

色々とえらそうに書いてきましたが、ド素人のアマチュアカメラマンなのでせめて趣味の中でもこだわりを持ってみたいと思って今回はこのタイミングで自分の写真について向き合ってみた。

これからはSNSで映える写真ではなく、自分が満足する写真を撮っていけるようになりたい。まずは自分が満足する写真とはなんなのか、を知らないと撮れないよねってことでつらつらと原因と解決策を書いてみた。

 

最後に

今回は新しい試みとして自分の写真について考えるシリーズ第一弾を書いてみた。

全然参考にならない内容かもしれませんが、ここまで読んでくれた方がいるならば本当に感謝です。ありがとうございます。

これからSNSやブログの写真の雰囲気が変わっていくと思います(既に変わっている)が、その過程も楽しんていただければと思います。

 

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