水族館のクラゲの撮影方法と撮り方のコツを解説します。

僕は晴れの日でも雨の日でもよく水族館にクラゲの撮影をしに行く。

クラゲに魅了されてしまい、水族館の年パスを買ってしまうくらいにはクラゲ好き。ライトに照らされてゆらゆらと泳いでいるクラゲを見ているだけで癒やされる。

そんなクラゲですが、実は撮るのが結構難しかったりしますよね。

撮ったクラゲがブレていたり、写真がザラザラになっていたり、構図の作り方もよくわからないし、、みたいなことが結構あるかと思います。

そんなわけで、今回はクラゲの撮影方法と撮影のコツを解説していこうかと思います。

 

なぜクラゲの撮影が難しいか

なぜクラゲの撮影が難しいかを簡単に紹介していきます。

水族館が暗い

水族館の特にクラゲが展示されているエリアは暗い場所がほとんどであったりします。

暗い場所でオートモード等で撮影するとISOががんっと上がってしまい、撮ってみたらこんなふうに写真がザラザラにノイズだらけになってしまいます。

また、水族館ではストロボやフラッシュの撮影は禁止されていることがほとんどで、物理的に明るくすることはできない環境になります。

意外とクラゲの動きが早い

ゆらゆらとのんびり泳いでいるイメージのあるクラゲですが、実は触覚や細かい箇所はそこそこのスピードで動いています。

それを被写体ブレしないように撮ろうとすると、シャッタースピードを上げようとして写真が暗くなってしまい、黒つぶれしてしまうこともあります。

逆に明るく撮ろうとしてシャッタースピードを下げると今度はクラゲがこんなふうにブレてしまいます。

 

【関連記事】黒つぶれとは? 写真を台無しにしないために黒つぶれを理解しよう

クラゲの撮影方法

それでは、クラゲの撮り方を順番に解説していきます。

カメラの設定

まずはカメラの設定。

撮影モードはマニュアル(M)モードにしましょう。マニュアルにする理由としては、F値、シャッタースピード、ISOを細かく調整しながら設定を合わせる必要があるためです。

他の露出設定の目安は以下の通り。

・F値(開放)
・シャッタースピード(1/200~1/500秒)
・ISO(フルサイズ機なら3200、APS-C機なら800)
 

F値

F値は開放(最小)にしましょう。

少し解像度が落ちてしまったり、パンフォーカスで撮りたい場合もあるとは思いますが、まずはF値でしっかり光量を確保しましょう。

クラゲ一体にしかピントが合わない状態になってはしまいますが、まずはしっかりクラゲを単体でブレないように撮れるようになりましょう。

 

シャッタースピード

シャッタースピードは早ければ早いほうがいいです。

とはいえ、水族館のクラゲエリアはどこも暗いところばかりなので目安として最低でも1/200秒くらいに設定しておきます。

どんな写真でもブレたり、ピントが合ってなければ台無しになってしまうので、まずはシャッタースピードを稼ぐことを意識するようにしましょう。

 

ISO

ISOを上げすぎてしまうと写真にノイズが乗ってしまい、避けたいところですが、ここは割り切りましょう。

ノイズが乗るのも嫌ですが、その前にシャッタースピードが遅くなってしまい、ブレてしまうほうが写真的には価値が低くなってしまいます。

フルサイズのカメラなら3200,APS-C(フォーサーズ)のカメラなら800くらいまでは最初から上げちゃって撮影しましょう。

 

明るいレンズを使う

明るいレンズとは簡単に言えば、F値の小さいレンズ。

明るいレンズを使い、少しでも明るさを確保することでシャッタースピードを早めることができたり、ISOを抑えられることができるので、クラゲを撮影する際は明るいレンズを持っていくとよいです。

 

【関連記事】【初心者向け】明るいレンズ、暗いレンズとは?

最低もF1.8以下のレンズを持っていくと少し撮影が楽になります。

F1.8の単焦点レンズは各メーカーから一本はそこそこ安価で売られているので、一本持っておくと何かと便利ですよ。

 

 

ピントの合わせ方

クラゲを撮る際は、マニュアルフォーカス、もくはタッチフォーカスで置きピンをしています。予めクラゲの進行方向に先にフォーカスを合わせておき、クラゲがそこに来たときにシャッターを押します。

中にはコンティニュアスAFなどでクラゲを追尾して撮る方もいるかと思いますが、クラゲを追ってシャッターを切るとブレのリスクが上がってしまいます。

カメラで追って撮影すると、被写体ブレ+手ブレにも繋がってしまい中々綺麗にクラゲにピントを合わせることが難しくなってしまいます。明るい空間でシャッタースピードをしっかり稼ぐことができるの状況であれば追って撮影するのもありですが、中々明るいクラゲエリアってないですよね。。

決してクラゲを追わず、クラゲの進行方向を予測して待ち構えていると綺麗にピントが合いますよ。

 

構図の作り方

クラゲの構図の作り方は難しくて工夫が必要です。僕がよく撮る構図を少し紹介します。

エリア全体を撮る

 

 

クラゲの展示エリアを全体を撮ることで幻想的な空間を写真に収めることができます。

構図に困ったら広角レンズを使って、エリア全体を説明できるような写真を撮ってみましょう。

 

【関連記事】写真がもっと楽しくなる!広角レンズとは?

ライトアップの光を背景にいれる

 

 

クラゲエリアがライトアップされている水族館は結構ありますよね。

そのライトアップの光を上手く、背景にいれることで幻想的な写真に仕上げることができます。

F値は開放で撮っているので、ライトもボケて綺麗な玉ボケとして撮ることができます。

 

【関連記事】キラキラ写真を撮る。玉ボケを簡単に撮影する方法。

密集しているクラゲを撮る

 

 

 

 

クラゲが密集している部分を切り取って撮影することでこれも幻想的な雰囲気になります。

密集している部分をAFで撮ろうとすると、ピントが迷子になりがちなので、主役のクラゲを決めて置きピンで撮影すると何を見せたいのかもハッキリします。

 

最後に

今回は、クラゲの撮り方を紹介してみました。あくまで僕の撮り方なので、これが正しいというわけではありません。

ただ、紹介した撮り方で載せている写真を撮ったことは事実なので興味の湧いた方はぜひ試してみてください。

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