黒つぶれとは? 写真を台無しにしないために黒つぶれを理解しよう

こんにちは、Nocchi(のっち)です。

写真をよく撮る人は黒つぶれと白飛びはよくない、ダメと言います。

白飛びについては前回記事にしたので読んでいただければと思いますが、今回は黒つぶれがなぜだめなのか、そもそも黒つぶれがどんなものなのかと原因と対策についても触れていこうと思います。

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黒つぶれとは

 黒つぶれとは露光量不足により写真の暗い部分が黒くつぶれてしまうことをいいます。
紅葉,京都,一眼↑の写真の手前部分が黒つぶれしてしまって、木と地面の境目が見えなくなってしまっています。
本来であれば黒色にも暗い黒から明るい黒まで階調があるのですが、黒つぶれしまっているとその階調を感じられなく真っ黒になってしまいます。
 

現像で黒つぶれも補正できないのか?

イルミネーション,よみうりランド,夜景黒つぶれしてしまった写真でも現像やレタッチである程度はリカバリーすることができます。

lightroom,adobe,シャドウ,露光量↑のようにシャドウや露光量を挙上げることで写真全体を明るくすることができるので、黒つぶれしていた箇所も明るくすることができますが、、、

lightroom,iso,ノイズ↑のように拡大して見てみるとノイズが発生し、画質が劣化してしまいます。

現像である程度はリカバリーできるものの、最初から黒つぶれしないように撮影することで写真が劣化することなくキレイな写真に仕上げることができます。

 

黒つぶれの原因

黒つぶれの原因は露出が適切でないことにあります。
渋谷SKY,渋谷,夜景白飛びの原因は写真が明るすぎることにありますが、黒つぶれは写真が暗すぎることが原因になります。 
 
 

黒つぶれを防ぐには

 

黒つぶれ,渋谷SKY,渋谷

 

ヒストグラムを確認する

 暗所での撮影ではカメラのモニターが通常よりも明るく見えることもあり、黒つぶれには気づかないということも発生します。
ヒストグラムを確認しながら撮影することで、黒つぶれしていないかチェックすることができます。
もし、このようにヒストグラムの山が左側に寄っていたら、しっかり露光して明るさを確保しましょう。
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しっかり露光する

光が確保できずに足りないと感じたら、露出が適正になるように露光しましょう。
暗所での撮影であれば三脚を使ったり、カメラを固定することでシャッタースピードを稼ぐ、手持ち撮影の場合は絞るorISOを上げることで光を確保することができます。
夜景,永代橋,橋ほかにもフルサイズ機のカメラを使ったり、ハーフNDフィルター等の機材を使うことで黒つぶれを抑えることもできます。 
 

黒つぶれは必ずしも悪いではない

 表現次第では、黒つぶれも一つの工夫といえます。
 

シルエットにする

 

夕景,葛西臨海公園,エモい例えば人を黒つぶれさせてシルエットにすることができます。

スポットライトをあてたような写真にする

 

湘南,キャンドル,キャンドルナイト↑のように不要な情報を与えないように、あえて黒つぶれさせて撮ることでスポットライトをあてたかのような写真も撮ることができます。

表現としてあえて情報を削ることで、黒つぶれも写真の大事な要素になります。

 

 

撮った写真を一冊に

写真を画面越しに見ることが当たり前になってしまった今だからこそ、撮った写真を本にまとめて紙で見ましょう。

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実際にしまうまプリントでフォトブックを作ってみたレビューを以下の記事に書いているので、参考にしてみてください。

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最後に

黒つぶれは現像時にリカバリーできますが、画質の劣化にもつながってしまうことので、撮影時のときからできれば避けておきたいところです。
どんなに使ってる機材がよかったり、構図がよかったりしても白飛びは黒つぶれしていると写真がもったいないですよね。。
そんなことを避けるためにもしっかりと基礎を学んで白飛びと黒つぶれはしないように気をつけましょう。

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