一眼カメラにはプログラムオートという撮影モードがあります。
オート撮影と何が違うの?と思う方もいると思いますが、実はオート撮影とは違うんです!
個人的にはプログラムオートは、ぜひ一眼カメラを買ったばかりの方に試していただきたい撮影モードです。
ということで、今回はプログラムオートについて解説します!
Pモード(プログラムオート)とは
Pモード(プログラムオート)とは、絞り値とシャッタースピードを自動的にカメラが設定してくれるモードです。
それに比べてオート撮影は、絞り値、シャッタースピード以外にもISO感度、ホワイトバランス、露出補正、測光モード等全てがカメラ側で自動で設定されてしまいます。
プログラムオートの設定方法
プログラムオートにするには、SONYのカメラであれば「P」に合わせるだけです。
プログラムオートに設定するとカメラが絞り値とシャッタースピードを自動的に決めてくれます。
ISO感度を2000に設定したときの、シャッタースピード:1/40秒、F値:F8.0が適切であるとカメラが判断して設定してくれます。
露出補正をいじる
次に、露出補正をいじってみます。
露出補正を+3.0まであげてみました。
オート撮影では、露出補正をいじろうとしてダイヤルを回しても写りに変化はありませんが、プログラムオートの場合は露出補正を上げると写りも明るくなります。
このようにプログラムオートは適切な明るさで写真を撮ることができるので、カメラを始めたての方にはおすすめの撮影モードです。
まずはプログラムオートで、写真の適正露出がどんなものなのかという感覚を養うにはもってこいの機能です。
プログラムオートで気をつけるべき点
紹介した通り、プログラムオートはオート撮影よりは変更できる項目が多く、カメラ初心者の方には向いている機能なのですが、一点だけ気をつける点をあげます。
それは、、カメラの腕が上達しないことです。
絞りとシャッタースピードをカメラ側で決められてしまうので、例えばとてもぼかした写真を撮りたいときに、F値を変更できないため自分のイメージしたような写真が撮ることができます。
写真の適正露出がだいたいわかってきたら、すぐ絞り優先モード、シャッタースピード優先モードに移行しちゃったほうが任意で設定できる項目が増えるので自分のイメージに近い写真を撮ることができます。
今回はプログラムオートについて撮影してみました。
オート撮影ばかりに頼ってしまっている方は、まずプログラムオートにしてみて少しずつ自分でいじれる項目を増やしていきましょう!
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