【2023年】ブログはオワコンなのか 収益化が厳しいと言われる理由

こんにちは、Nocchi(のっち)です。

CameRifeは写真とカメラに特化しているブログのため写真好きとカメラ好きの方に読んでいただいていると思っていたのですが、どうやら中にはブログを書いているブロガーさんやこれからブログを始めようと思っている方にも読んでいただけているようです。

ということで今回は珍しくブログについて触れていこうと思います。ブログは収益的にも影響力的にもオワコンと言われているわけですが、その理由とそんな中僕がブログを書き続けている理由についてお話していこうと思います。

 

 

ブログがオワコンと言われている理由

本ブログを立ち上げたのが2020年2月

そこから緩々と書き始め、長期的に休んでみたり、思い出したのように大量に書いてみたりと3年間続けてきました。多くの記事を非公開にしたり消したりしていますが、これまで書いてきた記事の本数は500本近く。何をそんなに書くことがあるんだと思うくらい書いてきましたが、僕が始めた2020年にもブログは既にオワコンと言われていました。

その理由には様々な要素があるので整理して挙げていきます。

 

 

企業のオウンドメディアが強すぎる問題

僕のような趣味程度に緩く書いているブログは所謂個人ブログに属しますが、企業が運営しているWebメディアやブログ等のオウンドメディアが強すぎるということで個人ブログが駆逐されたという背景があります。

例えば今Google検索で「一眼カメラ おすすめ」と検索すると検索の上位はこのように企業オウンドメディアが独占しています。ちなみにこのキーワードで検索した場合は1ページ目には個人ブログは一切現れませんでした。

 

以前はこのような企業オウンドメディア自体がそんなに多くなく、企業のホームページやショッピングサイトがほとんどでしたが、ブログが稼げるということが広まってからは企業も多く参入してきました。

なぜ個人ブログが企業オウンドメディアに負けてしまうかと言いますと、それは個人とは比較することのできない予算と人材にあります。Google検索で上位に表示するためにはSEO対策をしなければなりませんが、この観点においても企業の方がノウハウがあり、読みやすく的を得た内容の文章を書くことができます。

ブログのジャンルにもよりますが、基本的には企業オウンドメディアに個人ブログが勝つことは難しく以前ほど伸びなくなってしまったという事実があります。特にカメラ業界は先ほど見せた例のように非常に厳しい現状となっています。

 

 

YouTubeをはじめとするSNSの台頭

今では誰もが当たりまえのように使っているSNS

以前は気になることや調べたいことがあれば「ググる」と言われていたようにGoogle検索をしていましたが、今ではSNSで調べるのがむしろ一般的になってきた印象さえあります。

ブログでもSNSでも情報の精度はさほど変わりませんが、情報の鮮度という意味では各SNSの方が圧倒的に早く拡散もされていきやすいです。わざわざ自分で調べなくても興味のある情報が手元に流れてくるため、そもそも誰かのブログに辿り付くということも減ってきました。

その中でも圧倒的に強いのがYouTube

YouTubeというプラットフォームが優秀すぎたため、名だたる有名ブロガー達もこぞってYouTuberへと転身していきました。こういった時代や文化の変遷と共に読者もブログから離れ、ブロガーもブログから離れていったということも一つの原因です。

 

 

Googleコアアップデート被弾

最後によく言われるのがGoogleの検索アルゴリズムアップデートによる検索順位の変動です。

年に数回、Googleの検索アルゴリズムを更新するアップデートが行われることで、以前は検索結果の上位に表示されていたが、アップデート後は圏外になっていたという声をしばしば聞きます。

 

 

中には月に20万PVあったのが気が付いたら半分の10万PVにまで減ってしまったという方もいます。PVが減る分、収益も減るわけですから精神的なダメージは大きいですよね。

このアップデートで大幅ランクダウンしたということで継続が馬鹿馬鹿しくなったという方もいます。

他にも色々とオワコンとなっている理由について言われていますが、代表的な要因はこの3つとなります。

 

 

ブログはもう稼げないのか

時代的に流行っていない意味でのオワコンという意味はわかりましたが、ブログはもう完全に稼ぐことが出来なくなったのかというと答えはNoです。とはいえ、収益化やSEOを徹底しているブログではないので説得力はないかもしれませんが、参考までに。

Googleコアアップデートによる検索順位の変動は個人ブログだけでなく、法人オウンドメディアも影響を受ける可能性があり、ある意味公平なルールであるため致し方なく、被弾した後に対応方法次第ではリカバリーも可能です。

他に二点のオワコンとなった原因について対策を見出せばまだまだPVを伸ばすことも稼ぐこともできます。

 

 

ニッチなジャンルを攻める

 

カメラ業界は既に多くの企業が参入しているため稼ぐブログを構築することは難しいですが、世の中にはなにかを知るという需要は無限にあります。

それだけブログで発信するジャンルにも多くの可能性があります。企業が予算を割いてまで攻め込まないようなジャンルや内容を見つけて、SEOについて徹底して対策すればまだまだ伸びるブログを作ることは可能です。

 

 

SNS×ブログで価値を見出す

SNSを使って調べるのが当たり前の世の中になってきたのなら、そのSNSを利用してやりましょう。

 

ブログの入り口をGoogle検索だけにするのではなく、TwitterやInstagram、TikTokなどのSNSで入口を作りブログに上手く流してあげることでPV数は確保することができます。

先にSNSで影響力を付けて、この人の書いた記事なら信頼性があるから見に行きたいと思わすことができれば、何度も繰り返して見に来てくれるので、検索でたまたま引っかかって一度見に来る人よりも長い目で見たときには数は大きくなります。

ブログとSNS両方の管理をしなければならないのは時間的にも精神的にも厳しいかもしれませんが、時代の流れに沿った対策はあらゆるサービスで当然の努力なので、伸ばしたいのならやるしかありません。

 

 

そもそもブログの収益の仕組みとは

そもそもブログはどういう構造で利益を上げるのか把握できていない方もいることでしょうから、簡単に説明します。

 

 

広告収入

ブログのほとんどがこの広告で収入を得ています。

一概に広告と言っても様々な種類がありますが、大きく分けてGoogleアドセンスとアフィリエイトの二軸で収益化しているブログが多いです。

まずGoogleアドセンスとはブログ上に貼った広告がクリックされる度に収益が発生します。広告を貼るだけなので運用は楽ですが、そんなに何度もクリックされるものではないため収益率は低いです。

もう一つのアフィリエイトはあるサービスや案件をブログ上で紹介し、そのサービス等をブログ経由で申し込まれたり契約されることで収益が発生します。紹介するサービスをいかに魅力的な記事として書くかが問われるため難易度は比較的高いですが、単価が高いため収益は高めです。

収益を多く上げていきたい場合はアフィリエイトを中心に記事を書いていくことが求められます。アフィリエイトでよく使われるのはAmazonアソシエイトもしもアフィリエイトA8.netというサービスです。気になる方はぜひチェックしてみてください。

 

 

レビュー依頼・寄稿依頼

ブログの認知度が上がっていき、影響力が増していくと企業から商品のレビュー依頼や寄稿依頼を受けることがあります。

発売日より前に商品を使ってレビューを行い記事にすることで報酬を貰ったり、他のメディアに寄稿してその報酬をいただくこともあります。

あるテーマで、このくらいの文字数でという条件の中で記事を書き、他メディアに掲載していただきます。他メディアに載ることで自分のブログの価値や認知度が上がることはもちろん、報酬もしっかりと発生します。

 

 

撮影依頼・PR依頼

撮影依頼というのは僕が写真やカメラについて発信しているからですが、ブログとは別に個人に仕事が来るということもあります。

このブログに挙げてはいませんが、ブログ経由で別のお仕事のお話をいただくことがあり、その中で報酬をいただくこともあります。これはブログから派生して収益が発生するパターンですね。

 

 

オワコンと言われている中でそれでもブログを続ける理由

 

ここまで長々と書いてきたようやく本題です。

これだけオワコンと言われてきて難易度の高い対策を書いてきたわけですが、そんな状態の中でなぜ僕がブログを書き続けているか。

それはリアルな感想が伝わる場所がなくなってきたからというところにあります。例えばカメラのレビュー記事の場合だと企業オウンドメディアでは当たり障りのない良いことばかり書かれていたり、YouTubeでは再生数目的のサムネとタイトルに全振りして特に内容がないみたいなことがよくあります。

僕は案件であったとしても自分の使ったカメラやレンズを言葉を選びながらも正直な感想を言うようにしています。それが読者に求められていることだと考えていますし、個人ブログは数字やスペックとは違う実際に使った感覚を伝えられる場所だと考えています。この生の声を拾ってもらえるような場所作りをして、購入の際の参考にしていただきたいと思っています。

後は単純に撮った写真を多く載せられることです。SNSではいいね数やコメント数なんかが見たくなくても目に入ってしまいますが、ブログで写真を載せる分にはリアクションが無いとわかっているので気軽に載せることができます。写真を見てもらえる場としてブログを続けているという側面もあります。

もしここまで読んでもなおブログを始めてみたいという方がいれば、ブログの始め方を以下の記事でまとめているのでご覧ください。

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