【Instagram】DMに来る案件は受けるべきか 怪しいものを見極める方法

こんにちは、Nocchi(のっち)です。

最近ではフォロワーが多かろうがそんなに多くなかろうがInstagramのDMで飛んでくる案件依頼

自分自身も興味がありしっかりと報酬もいただける素晴らしい案件もありますが、中にはいかにも怪しい内容で詐欺なのではないかと思う依頼もあります。ということで今回は実体験を基にどんな内容であれば受けるべきか否かについて記していきます。

 

 

InstagramのDMに来る案件依頼

Instagramでちゃんと写真投稿を始めてから約4年となり、気が付いたら今ではフォロワーが9万弱いることもあってこれまで様々な案件のDMをいただきました。僕はフォロワーの少ない頃は案件のDMをいただくことはほとんどなく、フォロワーが1万人を超えたあたりから少しずつ連絡をいただけるようになりました。

最初はDMを頂けるだけで嬉しかったですが、頻度高く連絡が来るようになってからは似通った内容のものや明らかに怪しい内容のものも多く混ざるようになってきました。

 

 

案件の種類について

これまでInstagramのアカウント運営をしてきた中で頂いた案件らしきDMを種類別に分けていきます。

この類の記事では実際にDMの内容やアカウントを晒しているものが多いですが、下手すれば名誉棄損にもなりえないので詳細な内容は伏せて概要をざっくりと載せていきます。

 

無償提供PR

無償提供PRは所謂モニター型の案件となります。

金銭の報酬はありませんが、何か商品や場所、イベントを自身のInstagramのフィード投稿、もしくはストーリーズでの投稿を行います。

僕は商品のPRは基本的にはしていませんが、自分の行きたかった場所や興味のあるイベントのPRであれば無償であっても受けるようにしています。特にイベント等の場合は開催日より前にイベントを体験できたり、無人の状態で撮影ができるため混雑を避けたり、普段撮れないような写真を撮れるというメリットがあります。

また、無償であるだけに騙される心配もなく依頼を受けるハードルは低いです。SNS経由での仕事をしていく足がかりとして無償提供PRの案件を最初に受けてみるのもいいかもしれません。

 

 

有償PR

無償もあればもちろん有償のものもあります。

クライアントのPRしてほしいポイントを投稿に組み込み、決められた回数を決められた日時に投稿するなど条件が細かく定まっていることが多いのが特徴です。事前に投稿する写真や文言をチェックするものも多く、無償に比べて慎重に進められていきます。

金額はそれぞれまばらで、フォロワー数に依存するものや、一律に価格が決められているもの、中には言い値の案件もありました。

有償というだけで喜んで飛びつくのもいいですが、金銭が発生している以上は仕事であり投稿に責任が発生するので留意しましょう。必ずしも投稿を伸ばす必要はありませんが、クライアントの求める条件はしっかりと守り、投稿には最大限の努力をする必要があります。あまりにも内容が酷いと業界内に悪い噂が広がり、案件が来づらくなる可能性もあるので注意しましょう。

 

 

成果報酬型PR

同じ有償PRでも成果報酬型のPR案件もあります。所謂アフィリエイト型とも言います。

商品やサービスを自分のアカウント経由で売れれば売れた分だけ売上が入ってくる形式となります。写真やカメラ系では成果報酬型PRはあまり多くない印象ですが、モデル系のインフルエンサーはこの案件を多く受けているように見えます。

 

 

撮影依頼

これは写真、カメラ系のアカウントの特権と言ってもいい形式の案件です。

特にフィードやストーリーズの投稿は必要なく、商品やサービス、イベントの写真を撮り納品することでその対価をいただく形式です。Instagramをポートフォリオとして見てもらい、その腕に対して依頼を頂くもののためフォトグラファーにはこの上ない喜びではないでしょうか。

クライアントによってはいつもの通り撮影してほしいという方もいれば、細かく要求してくる方もいらっしゃいます。仕事を頂いている以上はどちらが良い悪いはなく、どちらにも対応できるよう準備はしておく必要があります。事前に撮影環境をヒアリングしておくとか、撮影時間はどのくらい確保できるかとか確認しておくのがいいでしょう。

投稿する必要がなく、案件の存在が表に出ることがないため認知されにくいですが、撮影依頼という案件は意外と多い印象です。

 

 

撮影依頼&有料PR

先ほどの撮影とPRまでセットになったタイプもあります。

工数や条件が多い代わりに都度の報酬が高いのが特徴です。案件にもよりますが、一度受けるだけで趣味カメラマンの方は確定申告が必要な報酬を受け取るものものあります。

この類の案件は無名のアカウントにポッと話がいくことは稀であるため、ポートフォリオで過去に取り組んだ仕事であったり、撮影内容を公開しておく必要があります。僕自身もしっかりとポートフォリオを見てもらった上で話を頂けたことが過去にあります。

 

 

怪しいDMの内容を見極める

案件の種類は分かってもDMの内容が信じていいものか分かりにくいものもあるでしょう。

その場合はまずDMを送ってきたアカウントを徹底的に調べましょう。アカウントがマーケティング会社の公式アカウントで青い認証バッチが付いているのであれば99%信用してもいいかもしれませんが、実際は認証バッチも付いていなければ、個人アカウントからDMで送ってくる方がほとんです。

会社を名乗っているのであればその社名で調べてホームページをチェックするのもよし、住所を調べるのもよし、それでも不安であれば直接会話したいので電話やビデオ会議で一度コンタクトを取りたい旨を伝えてみるのもいいかもしれません。むしろその方が安心して仕事を進められるので互いにwin-winだったりします。

安心してインフルエンサーとしての仕事をしたいという方はインフルエンサーとのマッチングサービスを使うことをお勧めします。必ずしも案件を受けるわけではありませんが、必ず代理店が挟まっているので騙されるということはありません。「インフルエンサー マッチング」で検索すると色んなサービスが出てくるので一つくらい登録してみてもいいでしょう。

 

 

受ける案件と受けない案件

受ける案件と受けない案件を線引きしておくと、DMの内容に左右されずに判断をすることができます。

僕は自分の興味あるものしかやらないと決めていて、報酬に関しては二の次としています。というのも写真自体は趣味であるため、報酬には拘らないと決めています。もし写真で生計を立てているのであれば、無償ではなく有償のものを受けていく必要があり、交渉も必要ですが、趣味でやっているうちはそこまで強く拘らなくてもいいでしょう。

何かを犠牲にしてまでやるものでもないため、自分がそれを受けて楽しめそうかで決めています。

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